2009年05月27日更新
インテリア上手への道?!固定概念をいかに捨てるか
インテリア好きの皆さま。
お部屋をより自分好みにカスタマイズしようと思うとき、
試行錯誤して、時にはノコギリ・カナヅチも登場、
なんてこと、ありますか?
照明デザイナーの村角千亜季さんと、
「無機質な玄関には、間接照明がとても有効な演出だ」
という話をしておりました。
間接照明も欧米に比べると日本ではあまり普及率がよろしくないようで、
「ここにはコンセントがないから置けない、とすぐ却下になっちゃう」とのこと。
延長コードで引っ張ってきて、ホームセンターで売っている配線カバーをつける、
というようなDIY的作業を乗り越えてまで演出にこだわろうという人は少ない、
というのです。
私自身もアートの納品に伺うとき、どんな小さな作品をピン1本で留めるにも
「専門家にお任せしたほうがいいから、取り付けに来てください」
といわれることがありますが、
これは海外のアーティストに話すと、すごく驚かれます。
試行錯誤してインテリアを楽しむ気持ちが強い人が、あまりいないのでしょうね。
キレイな内装に仕上がったお部屋に、素人作業で下手なことしてしまうと
取り返しがつかない??なんて怖くなる気持ちもわかりますが、
固定観念に縛られすぎては、インテリアの楽しみも半減です。
買ってきたスーツをそのまま上下着たのではまるでPTAみたくなっちゃうのと同じで
「セット家具を置いておしまい」では、それがどんな高級セットでも
「素敵なインテリアねー」とはなりえない・・・気がしませんか?
テラコッタの植木鉢が好きでなければペンキでポップな色に塗ってもいいし、
素敵な風合いの板切れでもあれば、適当に脚を付けてテーブルにしてもいい。
以前麻布十番の骨董店で、潰れて錆びた飲料の缶が飾られていましたが
なかなか素敵でした。
このカスタマイズに向けた試行錯誤の積み重ねこそが
インテリア上手への道となるように思います。
まずは小さなもののペンキ塗りあたりから始められてはいかがでしょう?
捨てようかな、と思っていたものでも、色が変わるだけで見え方が違ってきますよ。
写真キャプション
(上左)スウェーデンのジュエリーデザイナーの自宅です。壁には古いテキスタイルを額装して飾っています。マットの色を変えているあたり、センスが光りますね。プレイスマットは好きな布で手作りしています。
(上右)趣味のものをじゃんじゃん並べるスタイル。テーブルに4脚同じ椅子が揃っていることにこだわらなくてもいいのです。テーブルの上に置くものは、ソルト&ペッパーに限りません。全く食事に関係のないものが飾ってあっても、それが美しければいいじゃない?
(下)古いマンションをリノベーションしていまます。壁紙なんてなくても、そのままのコンクリートが美しいことや、カーテンなしでたくさんのグリーンで目隠しするなんて、固定観念に縛られない素敵なアイディアです。