2009年01月07日更新
インテリアをグレードアップ アートの飾り方 その1 「正統派きちんと」編
今回は、お部屋に飾るためのノウハウをご紹介しようと思います。
壁に飾るための平面の作品には、油彩・水彩・版画・コラージュなどがありまして、
飾るためには、額装するものとしなくてもいいもの、があります。
版画やコラージュ、水彩などは、紙に描かれているものが多いので
額装したほうが、見栄えもいいですし、保存に気を遣わずすみます。
そこで今回は、額に入れるアートを、効果的に演出しながら
インテリアに取り入れる方法をご紹介したいと思います。
せっかくのアートを、より大切に味わう(もしくは来客に味わってもらう)ためには、
その気にさせる装置が必要なのです。
その1 飾るための「壁」を作る
その2 「額」に入れる
その3 「照明」を当てる
その1の「壁を作る」というのは何も大工仕事でトンカンと壁を建てるわけではなくて、
絵を飾るためのスペースを作るということです。
日本家屋ではその場所はかつて、床の間だったり玄関だったりしたわけですが、
現在の住宅では、意識的にそういったしつらえの場所を作らなくてはなりません。
欧米では暖炉の上、ベッドの上、というのが定番の「アートの居場所」ですね。
LDのあるマンションでしたら、コンソールの上、もしくはダイニングテーブルのある
壁、ソファの上が、最も「決まりやすい」場所でしょう。
何か、家具とセットにするとよいのです。
その2の「額に入れる」というのは、アートをより立派に(もっともらしく?)
見せるために大きな効果があります。
作品をよりよく見せる効果と、インテリアとのマッチングを両立させるには、
少し吟味が必要です。
百貨店などではすでに額装した状態で売られていますが、
その額がご自宅のインテリアに合うかどうかはまた別問題ですし、
作品にとってもベストかどうかも、検討の余地ありです。
作品だけを購入できる場合がほとんどですから、
お好みに合わせて額を作り直されてもよいでしょう。
傾向として、百貨店では装飾性の高い額が多用されていて、
かつ余白が少ないように思います。
これは、壁紙やカーテンにも装飾のある、エレガントなテイストのお部屋向きですね。
現在の住宅モデルとして人気のある「シンプルで抜けのある空間」には、
同じ作品でも余白を大きく取ってシンプルな額を合わせるとよいと思います。
その3「照明を当てる」。
この点については工事が必要ですが、現在ご自宅を新築中・リフォーム中でしたら、
角度の変えられるダウンライトやスポット照明の導入を考えてみては
いかがでしょうか。
アートを飾らずとも、センターテーブルの上や、チェストの上にピンスポットがあたるのは、ドラマティックな演出になります。
また、間接照明をうまく利用するのもよいでしょう。
次回はアートの飾り方 その2 「さりげなくインテリジェント」編をお送りします。
写真キャプション
リビングのチェスト上は、しつらえの場所に最適です。
ここがしっかり演出される事で、インテリアはがらりとグレードアップされます。間接照明やグリーン、オブジェなどと組み合わせるのも楽しいですね。生花を置くことで、来客への歓迎の気持ちも表現できるような気がします。
ベッドルームでのアートも、家具と組みあわせることで「見せ場」ができます。欧米と違って日本は地震が多いので、頭の上に飾るのに抵抗がある方も多いですが、写真のアレンジはすぐに真似できそうなスタイリングです。
角度の調整ができるダウンライトです。ご自宅の廊下がギャラリーのようになりますね。